自分で家を建てる
DIY( ドウイットユアセルフ)
建築士法の制限があります。家の大きさとして、木造の平屋・2階建て
100㎡(30坪)までなら資格なしで家を建てられます。
ただし、次の設備関係の施工には資格を必要とします。
電気配線工事
給水工事
ガス工事
電話配線工事
家を建てるためには大別して設計監理と施工があって、その内上記のよ
うに100㎡までは設備関係は別にして設計監理と施工の両方とも無資
格で建築可能です。
100㎡を超えると自分で家を建てられないかというと、そうではなく、
100㎡を超えても誰でも一般的に施工は出来ますが、設計監理は資格
が必要になります。
また、木造以外2階建て以上は強度構造計算などの専門知識が求められます。
ちなみに、国土交通省が出している建築関係法の概要に一部掲載されて
いますので参考にしてください。
http://www.mlit.go.jp/common/000134703.pdf
その他に、確認申請など法的手続きなどもありますから、何よりもまず
建てる土地の市町村役場などへ問い合わせしてみる事をお勧めします。
多分、役場の建築課だと思いますが、その道のエキスパートですから具
体的にアドバイスしてくれるのではないでしょうか。
先に書きましたが、どうしても100㎡(30坪)以上になる場合は、
設計監理を建築設計事務所に依頼して施工だけ自分でやるのも一つの
方法だと思います。ただ、どこの建築設計事務所でも引き受けてくれるか
どうか、費用との兼ね合いも有りますね。
自分で家を建てる目的は
■出来るだけ安価に建てたい
■自分の技術を我が家に活かしたい
この二点ではないかと想像します。
余計なことですが、設備工事費は別途計算になりますし、場合によって
は設計監理費も加算されます。(建築材料の手配も有ります。)
自分で建てると言っても実際は、ごく一部分という事にもなりそうです。
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